税務顧問の役割と重要性
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会社を設立する際や個人事業主として事業を始める際に、多くの事業者が抱える悩みとして
「税理士に業務を依頼するかどうか」ということがあげられます。
顧問税理士がいることで具体的にどのような恩恵を受けることができるのかなど、さまざまな疑問を抱く事業者の方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は顧問税理士が担う役割とその重要性について解説していきます。
■顧問税理士の役割
税理士によっておこなっているサービスに差はありますが、一般的に税理士と顧問契約を結ぶことによって次のようなサービスを受けることができます。
①日頃の会計業務
記帳代行サービスや会計監査業務などにより、月ごとの収支などを把握することができます。また、最適な経理処理の方法など会計業務に関するアドバイスをおこないます。
②税務申告代理
申告書などの帳票を作成し、税務署に電子申告などにより申告業務をおこないます。
③経営のアドバイスと節税対策
経営分析などをおこない、会社ごとに最適な経営指導をおこないます。また、税制などを活用した節税対策などの提案もおこないます。
④税務調査の立会い
税務調査が発生した際に、税務調査官との交渉ややりとりなどをおこないます。税務調査では一方的に売上の漏れや経費のごまかしなどを指摘される場合もあるため、そのような場合に税理士が間に入り、税務調査官と交渉をおこないます。
⑤その他
その他には、社会保険労務士の資格がある税理士などの場合は、社会保険手続きに関する業務をおこなってくれるケースもあります。
税理士はそれぞれに「自分たちの強み」を持っているケースがほとんどです。
たとえば、「経営コンサルタント」に力を入れている場合や、「経営分析」に力を入れている場合などがあります。
その他にも税目ごとに得意不得意があるなどの特徴もあるため、税理士と顧問契約を結ぶのであれば、自分たちが税理士に対して「なにを最優先に求めるのか」という部分をはっきりさせてから選んでいくとよいでしょう。
税理士は企業の帳簿を作成し、税務署に申告してくれるだけの単純な業務ではなく、経営全体をトータルサポートしてくれる非常に心強いパートナーとなります。税理士が側にいるだけで心強いだけでなく、安心して事業に専念することができるため、無駄のない安定した経営を目指すのであれば税理士との顧問契約を検討してみてはいかがでしょうか。
阿部税理士事務所は、東京都や千葉県など関東圏を中心に、各種税務手続きや会計業務など、幅広い業務で経営者の方々のお手伝いをさせていただいております。日頃の会計業務のサポートや税務申告業務、また、適切な節税対策もご提案させていただきますので、安心して事業に専念していただくことができます。これから事業を始める方で心配や不安が多い方、すでに事業をおこなっているが経営についてお悩みのある方など、まずは気軽にご相談ください。